第98回瀧川学園同窓会総会報告

 

 今年(令和元年)の瀧川学園同窓会総会は、昨年と同じ神戸ポートピアホテルで行われました。

 

【総会の部】 

16時5分、伊川徹副会長の開会宣言ではじまりました。物故者黙祷のあと、橋本睦弘同窓会長のあいさつがあり、そのあとでご来賓・参加教員の紹介がありました。ご来賓の代表として瀧川好庸学園理事長(兼滝川第二中・高等学校校長)のご祝辞と江本博明滝川中・高等学校校長のご祝辞を頂戴しました。

 

 瀧川好庸理事長は、「昨年、学園創立100周年を無事迎えることができた。これからの100年は人口減など困難な状況の中にある。AIなど新たな教育の形を模索しなければならないだろう」という内容でした。

 

 江本博明校長からは、中学3年のとき、「未来の仕事を考える」というテーマのアイディアコンテストでグランプリを獲得した生徒が今は高校2年生になっているが、「蜘蛛の糸で繊維を作る」という内容で準グランプリを獲得した生徒の紹介がありました。そして「少子化という困難な状況の中で、生徒たちの多様性を生かし、次の時代を支える人材の育成を目指したい。時代の変化は教育の変革にとっては大きなチャンスかも知れない」という明るい予言がありました。是非とも学園理事会としても応援をしてほしいと思います。

 

 議事は議長に酒井譲二氏(新17)を選出し、事務局の福山太一氏(新45)によって、平成30年度決算報告、西海太兵衛氏(新14)の監査報告、そして福山太一氏の会務報告、令和元年度予算案の提案があり、すべて承認されました。

 

 そのあと、野球部後援会の新会長に就任された井澤督二氏(新9)の就任あいさつがありました。

 

 なお、新40回の幹事期の目標であった「議事の時間の短縮」という課題が果たされなかったことについては、事務局としてはお詫びをしたいと思います。

 

【滝川第二高等学校吹奏楽部 吹奏楽演奏】

このあと滝川第二高等学校吹奏楽部による吹奏楽の演奏が行われました。「世界でひとつだけの花」など、親しみのある曲、なつかしい曲を選び、さらに学園歌など5曲の演奏があり、参加者と奏者とが一体になったような雰囲気になりました。

 

【懇親会の部】

 懇親会は瀧川泰久前理事長(新5)の乾杯の音頭ではじまりました。全体司会の藤井加奈子さんに、落語家の桂三之助(新41)と桂あおば(二20)が加わり、楽しい進行になりました。また桂三之助、桂あおばの二人によるトークショウもありました。「ライバルは同級生」というじゃんけん大会とその景品の受け取り場面も会を楽しく、大いに盛り上がりました。

 約2時間の楽しい時間ではありましたが、午後6時40分、全員による校歌斉唱、そして中川豊子同窓会副会長(二1)の閉会のあいさつによって、楽しい懇親会を終わりました。