「生徒の善意 橋渡し」 国際交流活動での活躍 45回生で、本校職員でもある福山太一教諭らの国際交流活動が「生徒の善意 橋渡し」として 神戸新聞(2008年9月6日・朝刊)に掲載されておりましたので紹介致します。
 福山教諭は、国際理解や社会奉仕を行うインターアクトクラブの顧問をしており、 昨年の四川大地震の後、大きな被害を受けた被災者の子供達に何か自分たちで出来ることはないかとクラブで話し合いました。 その結果、生徒と共に元町で義援募金活動を実施し、20万円余を集めました。 また本校職員の宇治孝夫教諭も学園祭で剣道部の生徒らと共に模擬店を出店し、8万円余の収益を得ました。
 福山・宇治両教諭は、夏休み期間中、震源地にほど近い四川省アバ・チベット族チャン族自治州の村を訪問しました。 村は標高3,200mに位置し、世界遺産の四娘姑山(6,250m)の登山基地でしたが、277世帯のうち9割が住宅被害を受けたほか、 村への主要道路が寸断され観光客が激減し収入の途が途絶えていました。
 両教諭は、住民との協議の結果、村の小学生から高校生までの180名分の防寒着を購入することを決定し、 四川省成都の協力者を通じてコート、ズボン等を贈りました。
 この活動が認められ、生徒たちは須磨区青少年育成協議会から「地域の青少年を讃える賞」を受賞しています。